ゴールデン・デイズ(5)
- 作者: 高尾滋
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2007/04/19
- メディア: コミック
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話は漸く光也と慶光が別人と分かり、では慶光はどこにいった?という方向へ向かいました。
正直全然結末が読めなくて、だからすごくわくわくしてる分怖さもあります。
タイムトラベルものって、中にはその時代に居残ってしまうようなタイプのお話もありますけど、基本は「元の時代に帰る」じゃないですか。
仁とみつ(光也)が、お互いを一人の人間として認め合い、相手の大切さを感じていく程、ラストを想像してはなんとなく切なくなってしまいます。
二人の絆を丁寧懇切に描かれれば描かれる程、もしかしたら最終回は大泣き……とかになるのではと、びくびく。
二人だけでなく、その周囲の人間達のエピソードも好きですね。特にカフェの二人は大好き。
ところで、「千羽鶴」という言葉は、みつが教えたのかもしれませんけど、ビショップがクイーンとかにもその言葉をぽんと伝えて、「はて?」とならなかったのが気になってます。
千羽鶴って、戦後に被爆者の女の子が自分の回復祈願で折っていた実話から生まれた言葉ですよね?