ペルソナ3FES後日談クリアしました。

あ、昨日書いてたラスボス直前てのは7階層目の一番下の時点での話だったので、実際にはラスボス直前ではありません。
で、こっから感想です。
どうあってもネタバレ有りになってますので、ワンクッション置きます。
(携帯の人にはこの設定意味無いらしいので少し空白入れますね)












えーと……なんだ、このグダグダ感……という感じです。正直話&シナリオが下手すぎる。
話の流れとしては、

いつまでも同じ3月31日を繰り返す寮内に閉じ込められたSEESメンバーが、そこから脱出する為に地下に出来たダンジョンを進んでいき、最奥でその原因が自分たちの失った彼(主人公)への未練だと気付かされる。自分たちの未練の残骸(姿こそ主人公に似ているものの中身は戦う本人達のペルソナと同質のもの)と戦った後、全員の手にはある鍵が渡され、それを一つにして使う事が閉じ込められた時間から出る方法となると知る。が、その鍵は時を司るもので過去に戻る事も可能であり、そこで死んだ主人公を救いたいものと、その現実を受け入れて今を生きるべきだと考えるものと、どちらの立場とも違うけれど今に帰ろうと考えるもの、そしてその全てに賛同も出来なければ意見を言うこともできないものとの四者で対立、戦闘となる。(SEESメンバーと二人組での総当たり戦)初めはもっとも曖昧な意見だったアイギスもメティスに促され戦う内に、『元の時間に戻る前に『彼』が死んだ直接の原因を知る』という一つの選択をする。勝利したアイギスの選択を受け入れた仲間達は、主人公の起こした奇跡とは彼自身が封印そのものとなる事であり、ニュクスを封じるとともに、死を望みニュクスを目覚めさせようとする人間の悪意からニュクスを守る為にそうした事を知る。その時にも巨大な人間の悪意が実体化したものが彼に迫っており、アイギス達はそれを看過出来ないと戦いを挑む(エレボスというラスボス)。戦いが終わり、アイギス自身も『絆』という『いのちのこたえ』を見つけて、冒頭にあった「ラボに戻る」発言を撤回。封印となった彼への約束を別の形で果たす為に、ゆかり達とともに月光館学園に戻る事を決意する

という感じ。


主人公の死んだ意味とかの説明はそれなりに納得出来るものだったんですけれど、そこに話が至るまでの経緯とか全体的に蛇足に過ぎます。
後日談が黒歴史になってしまうのは多分不可避だろうなぁ。
本編の主人公死亡エンドで終らせときゃ綺麗だったのに、後日談はそれを台無しにしたと言っても過言じゃないです。
2の罪に対して必要性があって生まれた罰とは違い、この後日談は本当に不必要……_| ̄|○
主人公の生死(というか復活)自体は数日前までは半々くらいの確率くらいで見てたんですが、発売直前の公式ムービーと開始直後の会話自体で「ああ、こりゃどうあっても復活はないな」と分かってしまい、まぁそれはそれで構わなかったんですけど、それにしてもフェスでのSEESの連中が酷すぎる。
一年間近く影時間を消す為に絆を育んできた仲間が、同士討ちですってオイオイ。どんだけ脆い絆やねんと。
というか普通の生活に戻りたいって言ってた人達が、話し合いで片付かないならペルソナ召喚して戦闘ってどんだけ頭おかしいの。
そういう喧嘩っ早い考え、一般人には無いから。あってもせめて拳だから。命は取らないとかそういう問題じゃないから。
高校生ってこんなに頭悪いですか?? 確かに頭に血が上りやすい状況だったとは言え、生身でのナイフファイトとそう変わらん状況でしょ。
そりゃ主人公が封印せにゃいかんわけですよね、こんなに身近な人間すら自分の譲れない思いの為に他人平気で傷付けてるんだもの。
というか主人公が身を挺して守った世界に残された側がこんなんて。主人公が報われなさすぎですよ。
いくら彼の為の争いだったとはいえ武力にうったえかけるところにすぐ考えが及ぶ辺りが……もうね……_| ̄|○
美鶴先輩も「それしか方法は無い」って……おいおいおいおい。
前々からこの人の言動には引っかかりを感じる事(主に荒垣さんやチドリの死の辺り)がややありましたけど、今回もキてますね。
いやいや、その断言はおかしいから。君は数年間ペルソナつけててそう思うのかも知れないけどそれ世間の常識じゃないから、とね。
最後に至るまでもう完全にこっち置いてけぼりですよ。
子供達が勝手に傷付いて怒って喧嘩して(マジで戦って)なんとなく仲直りして真の敵を見つけて共闘したら絆深まったー!(フェス要約)とか言われても。ねぇ。
( ゚д゚)ポカーン て感じですよ、こっちは。
なんか別の意味で泣けました。
主人公はこんな世界を守る為じゃなく、人々が無闇にニュクスに触れて目覚めさせようとしているのを、また綾時みたいな悲しい存在を生まない為に綾時を内包したままのニュクスを守ってると思う事にします。
というか綾主好きさんはそう思う事であるいは補完可能ですかね。
でも綾主好きさんにしても生きてて幸せなのが一番だよなぁ……きっと。
えーとゲームとしては戦闘のみを見ればいつもより緊迫感が有って面白いんですけど、ゲームバランスが悪いですね。
ぶっちゃけ話を進める為にただひたすら戦闘を繰り返すだけなので、キツい人にはかなりキツい仕様だと思います。
というかやらされてる感が凄いというか……本編と違って基本的に選択肢ないですし決められた通りに動くだけなので、学園パートとかをこよなく愛していた方には不評かもしれません。
私はというと、まぁ先に書いた通り「戦闘だけなら面白い」のですけど、進めても進めても見えてくるシナリオがまさに想像していた通りのものしか用意されてなくて前に進めようとする意欲が消沈気味になりやすかったです。
想像の範疇外だったのは試練と称された仲間達との戦闘。
ムービー見ても、2で出てきたシャドウみたいなもんだと思ってたんですけど、マジのガチ勝負なのね……。
天田の召還器回収時の発言も余りに空気読めてない発言で工エエェェ(´д`)ェェエエ工という感じ。
予想外、というのは予想外に浅薄な考え方のキャラクター達だった、という意味で、全然そんなの嬉しくないんですが;
今回一番癒しだったのは順平とコロちゃんでした……とは言っても彼らにしても結局戦闘しちゃうわけでそこら辺のイタさは仕方ないのかもしれませんが。
で、ゆかりッチと明彦は「あの日ですか?」と聞きたくなるほど短慮発言を繰り返し、かなりげんなり。
どっちの言う事も正論っちゃ正論ですけど、だからペルソナで戦うなっつぅの。
まぁハンデなきゃあっさり明彦の勝ちなんでしょうけど。(何せ至近距離の指銃(機関銃)見切って避けてるもんな)
ペルソナ無かったら逆に手なんてそうそう上げられませんよね。なんかあの人達は本当に普通の事を見失い過ぎ。
てまた内容の愚痴になってしまいましたね;
戦闘難易度は非常に良かったです。あれくらいの方が面白い。
でもSEES総当たり戦が一番キツくて、ラスボスは異様にHPが多いだけの削り戦闘になっちゃいました。
多分マカラカーンかテトラカーンの使用辺りが引金になったんだと思うんですけど、ゆかり&美鶴戦で、最後二人してメギドラオン連発してきた時にはビビりましたよ。
ていうか空間殺法とかイノセントタックとか!!あんたたち使えんでしょうが!!……っつか使えるなら仲間の時に使ってよ!!みたいな(笑)
一番苦労したのは明彦&天田戦でした。多分7回くらいやり直してます。
この時メティスがレベル50台(アイギスはレベル70くらい)だったので苦労して当然だったんですけどね;(明彦の攻撃2発で沈められたり)
昨日の最後の日記書いた後、この戦闘後に試しに別の扉触れてみたら入れる事に気付いて、そこでメティス育てたらアイギスまで不必要に育ってしまって。
後で気付いたんですが、本編でのモナド使用の仲間しごき(敵に突入させて自分は外から回復のみ)をやれば良かったな、と。
順平&コロマルは3回、ゆかみつコンビは4回目でクリア。
傾向を見て対策練らないとレベル低いとあっさりやられます。
7階層目までティターニア愛用してた私でしたが、流石にこの戦闘じゃ使えませんでした……。(特にドーピングもさせてないし)
最後辺り使ってたのはスカアハ(武闘派先生)、コウリュウ(回復)、ヘルズエンジェル(火炎)、バアル・ゼブル(氷結)、メルキセデク、オーディン(電撃)でした。
マハスクカ・マハラクカ・マハタルカオート付けてたメルキセデクはお気に入りでボス戦突入時は必ずつけてました。
ハマ・ムド・疾風系は他のと兼用で。
今回ペルソナは仕込みらしい仕込みは全くやってないんですが、それでもなんとかなるみたいです。
戦闘自体は割と好きなんでそのつなぎとなる部分をもう少しなんとかして欲しかった所。
あ、風花に頼んで違うBGM掛けてもらえるのは嬉しかったです。TRACK1がお気に入り。
エンディングは(´_ゝ`)フーンて感じで……なんかあっさり流しちゃいました。
見所は若かりし日の先輩方とゆかみつの百合っぷりだと思ってます。
あとメティスが想像していたより可愛かったくらい。
まとめとしては「黒歴史扱いの蛇足後日談」と言わせて頂きます。
だって……本当にSEESの争いが醜かったんだもの……_| ̄|○


なんか二次創作する人間としてはやる気に火をつけられた思いです。
もう思う存分捏造やったる!!自分設定の妄想かましまくってやる!!という意気込みでいっぱいです。
ありがとうフェス、そしてさようなら(え)