ペルソナ倶楽部P3

ペルソナ倶楽部P3 (アトラスファミ通)

ペルソナ倶楽部P3 (アトラスファミ通)

サイズ変更で更にちょっとページ数が減っていたのは残念でしたが、それにしてもファンにとっては魅力満点。
特に同人系の人間には垂涎物の内容でしたね。
表紙絵は相変わらずキタローがエロいと思いました。
なんでこのキャラいつもそこはかとなく色気が漂うのか。
カードを持つ指とか身体を抱くようにまわした手とか、光の加減で妙に立体感を感じる唇とか。
もうなんつーか、
走り出した妄想は止まらない!て感じです。
ごめんなさい、色々末期的な人間で。
他の人間はアキと風花が可愛いです。
風花ってビジュアル的には好みなはずなのに、どうにも公式絵では可愛いと感じる絵が少なくて、今回のが初めて凄く可愛いなーと思いました。
あとはコロちゃんが悪魔的に可愛い。あのちょろっと出た舌が!
何故か魅力ブースタで効き目がアップしたムドオンかまされてしまいます。
中身はとりあえず見るところがいっぱいあって楽しかったです。
欄外の特別課外活動部・活動レポートは本編を思い出しながら読むと一層味わい深いですね。
細々としたネタも鏤めてあって楽しめます。
物理的に頭を冷やされてしまってるアキとか、
順平の報告をずばり「頭悪そう」といっちゃう美鶴先輩とか、
伊織順平アワーで自滅まっしぐらなゆかりッチに思い出し笑いする美鶴先輩とか、
その美鶴先輩に暴言吐いてる順平を諌める振りして自分も自爆するアキとか、
ゆかりからの伝言を糞真面目に順平に伝える風花とか、
アイギスに中の人疑惑を持つアキとか、
カップ麺にプロテイン入れられて体調崩す順平とか、
三つ指で眼球を突こうとするゆかりッチとか、
お笑い的要素もあるかと思えば、
風花が何げにシャドウに関する重要な事を初期の頃に感知していたり、
ファルロスとの会話がそれとなく順平に聞かれていたり、
ガキさんが10/3に報告を残していたりと、
本編をプレイしていたらそれなりに色々と感慨深いものもあったり、これだけで一つの読み物として読めるので良いです。
あとキャラ一人一人の短編小説も面白かったです。
ギャグとシリアスが程良くミックスされていて、バランスもよいですし。
あ、いや断然ギャグの方が多いか。
本編でほぼギャグ要員の順平が唯一のシリアスだっけか?
あとはギャグ+ほのぼのかギャグ一辺倒ですね。
キタローのはオチは好きだったんですがそこに至るまではどうも今ひとつ。
これは多分自分の想像の中のキタローが出来上がってる所為で、その差異が違和感を感じさせてるだけだと思うので、作品としては○だと思います。
多分一番笑えるのが美鶴先輩ですね。一番壊れてます。
あと風花もオタっぽい一面をここぞとばかりにみせつけてますが、オチはいつもの風花らしいもの。
ガキさんは本編では他人の口を通してしか見れなかった「良い人」分が全面に。
アキはますます変な人になってました。
というかお料理自慢の人が恋人になったら可哀想だなぁ。
なにはともあれプロテインの人だってのは以前から分かってたけど、それ以上に味オンチとは。
普通のマヨラーの人とかよりもタチ悪い。
まぁそれは置いといて。
神木と出会うベンチをハートで囲むのやめてください。
腐女子として反応すべきなのかどうか迷うから。