ペルソナ3 公式設定資料集

ペルソナ3 公式設定資料集 (アトラスファミ通)

ペルソナ3 公式設定資料集 (アトラスファミ通)

概ね良かった、というか巻末の対談だけがね……_| ̄|○
それはとりあえず置いといて、美鶴先輩って立ち絵主人公より大きいんでしたっけ?
166cmもあってあのヒール(多分8cmくらい)なら殆どアキとかと身長変わらないでしょうし、明らかに順平よりは高いですよね。順平が170.5でしたっけ?
風花がちっちゃかったり、アイギスの163とかゆかりの159も想定内。
でもそうなると主人公はアイギスよりちょっと高くて…そうだな〜、
美鶴先輩(@靴脱ぎ)と同じくらい?って感じですよね。
もっかい11月の写真イベント見てみねば良く分からん。
ラフ絵とかはホントなんでカラー絵にしてくれないの!と。
予約特典タペストリーの絵はかなり好きです。
ていうか予約特典の絵全部良いなー畜生。
主人公の第1稿とかみると今のがやっぱりいいですね。
初めのとかも格好良いんですけど、「どうでもいい」とかいうタイプではなさそう。
このゲームでの主人公の選択肢って曖昧なのが目立つからなぁ。
指定の『輪郭をもっと柔らかくして下さい』には ハァハァ し た … 。
ヒロインは今のゆかりちゃんのビジュアルは好きなのでそれは良いのですが、出来ればもう少しメイン女子の長髪率高くてもいいなと思ったのは本当。
だってメインの4人で長いって言えるの美鶴先輩だけだもんな。
長い髪って画面に派手さが出るから大好きだし、キャラとしても扱い易いはずなんだけど。
アキのあのアロハは一体。白地に赤のハートって(絶句)
『たいして格好に気を使っているように見えないのに上質な雰囲気を醸し出している人』は上記の格好ではいくらなんでも無理だったと思います、先生!
『格好良い先輩』のはずが、結構コミカルになった挙げ句、開発スタッフにいじられまくりキャラになるアトラス万歳。
アキは真面目に喋れば喋る程おかしかったです。
阿呆の子スキーにはたまりません。
さて、巻末の対談についてですが。
あれは聞かなかった事にしたいです……マジで。
いや、まぁね、ED間近の描写とかEDの歌詞聞いてたら普通に分かることだけどさ!
それでもあえて気付かなかったふりしてたのに、なんで言っちゃうかなぁ。
公式で言われたら番外で決定付けられて、本編で濁した意味が無いじゃん!
罰の達哉の時のショックに比べれば遥かにマシだけどよう。
あーでもあの爽やかなEDの後の特別野外活動部が…想像するに痛ましい。
アイギスが晴れやかな笑顔で皆を迎えてるからより一層キツイ。
肯定派も否定派もいるし、私みたいに肯定するのはしんどいから、そうだろうと思いつつ見ないフリしてる人もいると思う。
私がどの立場からしても言えるだろうと思う事は、
それはあえて設定資料集で明かさなければいけなかった事じゃないでしょう?という事。
言葉にしなければ、ある程度の曖昧さをプレイする側に与える事が出来ると思うし、自分の好きなように無理矢理納得させてしまう事もできる。
私は、あらゆる書籍の著者で最も愚かな行為をする作者は、自分の書いた著書の読み方を読み手に講釈してしまう人、だと思います。
一度描かれてしまったものは、見る側の判断や解釈に委ねられるべきだと思う。
例え読者に理解力が足りなかったとしても、筆者自らが内容を説明するなんて愚の骨頂じゃないかと。
本当に分かって欲しい事ならハッキリ書けば良い。
物語を美しく終わらせる事よりも、自分の主張が大事ならそっちを優先させれば良い。
理解力がないなぁと呆れたり、嘲笑ったりするのは良いですよ。
けれど一度世に出したものを後で自ら説明する事程ダサい行為はないと思います。
それは創作する側の傲慢が鼻につくからなのかしら。
作品は確かに作者の中でこそ絶対の物でしょうけど、他者の手に渡った時、それはあらゆる可能性を秘めたものになると思うし、それを作者自らが潰してしまうというのはどうにも、ねぇ。
それが嫌ならば何も語らず続編を作るべき。
今作もアペンドディスクとして補完する内容を作るんだから、あんな所で語らなきゃ良かったんです。
(もしかしたらあの対談より後に決まった事なのかも知れませんけど)
作り手は作品で語って欲しい。
作者の自慰行為を自慰行為に終わらせないようにするには、どんな解釈も意見もあるがまま受け止める事でしょう?
それがエンターテインメント作品というものじゃないですか。
ペルソナ3は大好きですし、今も変わらず楽しめますが、作り手のそういったエゴが書籍という別媒体であれ、見えてしまった事は本当に残念で仕方ありません。
もう、私すごいこの設定資料集気に入ってるんですよ?(あの部分除いて)
なんでこんな愚痴書かにゃならんのよ!って気分です。
とりあえず表紙だけで買って良かったと思える程度にはおめでたい人間ですが!