海上保安庁の観閲式行って来ましたよ



若干身内向けな内容になりますので悪しからずご了承下さいませ。


五月某日、女帝A様(仮)よりメールが来る。
「28日に海保の観閲式あるんだけど行く?」
「行〜く〜」
という訳で甘えに甘えてチケを取って頂き、行って来ました海保の観閲式&総合訓練の観覧。
後で知ったのですが、これ相当倍率高いらしいですね。なんか10倍近くの倍率なのだとか。
兎にも角にも女帝A様に感謝です。
で、関西地区から出て来る女帝様は夜行バスでお越しだった為、早朝から一人では時間潰すにも
限界が有るのではと、朝食の同伴を申し出ていた。
のに家を出る時間が少し遅れたのと+バスが遅れてかなりお待たせする事に。
(今回、別にのんびりしていたつもりはなかったのにお待たせする事が多かったです。反省)
着いたと同時くらいに実は九州からNさんが来襲するのよと驚かされる。
Nさんは今回お仕事が忙しそうで無理っぽいと聞いていたのに。
チケットを預かっていたのが私だったので、五枚届いた時点で「ん〜?」とは思ってたのですが。
騙された……。
というわけで二人で羽田までお出迎え。初めてお会いしたのに、なんかそんな感じがしなかったです。
あっさり打ち解けました(と思う・笑)
羽田特殊救難基地のある場所、うっかりどちら側か忘れててスミマセンデシタ。
それでも三人揃ってちょろっと見た後「ちっせー!」と声を揃えて言ってしまいました。
何度見てもサプライズです。も、もちょっと予算なんとかしてあげてくだちぃと他人事ながら思います。
東京駅に着いたらそれなりに良い時間。
三人とも朝御飯を食べていなかったのでその後合流予定のH嬢との待ち合わせ場所を変更。
東京駅地下で遅めの朝食を取りました。
ここでタチの悪い大人三人、結託してH嬢を引っ掛ける側に回ってしまいました。
二人しか居ない筈の場所に三人、しかもその二人は三人目について特に何も触れないという…酷い人達(笑)
ごめんよ、H嬢。
でも店の外で「あれでいいのよね〜?」と困惑していた貴女の姿はとっても可愛かったです。
私も早出してなかったら一緒に驚かされてたはずだったのですけれどね。
というわけで御飯(と一人はケーキ)をもふもふと食べ、丸の内側に移動。
なんだありゃあ。予想以上のバス待ち列にちょっと怯む。
とりあえずコンビニで飲み物類だけ購入してバスへ。
臨時バスが出てるって事は結構力の入っているイベントなのねーと初めてその時気付きました。
バスの中には嬉しそうに目を輝かせて語るおじさんやおじいちゃんが。
男の人って何歳になっても可愛いわ(笑)
そして懐かしの晴海埠頭。←何故懐かしいのかは言わずもがな。
海なのに殆ど潮の香りがしない。さすが東京湾。っていうか海、黒っ!!真っ黒!!これ本当に海!?
いえ、海はどっちでも良いのです。
とりあえず乗って早々に警備員の方に「見るのに良い場所は何処ですか?」とにこやかに聞いてみました。
図々しさはこういう時にこそ発揮すべきです。
右舷前方か後方とお聞きしたので、とりあえず前の方に行く事に。
ロープが貼られていて侵入不可になっている区域が離岸と共に開放されるという事だったので、
もう何度来てるんだろうというような年期入ったおじさん達に紛れてロープ際に陣取ってみました。
皆持ってるカメラが半端じゃない。キラキラな目の中に何人かギラギラが混じっておる……。
しかしそんな場所においても我等は人間ウォッチング。
やる気無さそう(てゆか眠そう)なヒゲのお兄さんと中尾ア○ラ似の厳ついおじさんに目を奪われまくる。
女帝Aはヒゲにかなり惚れ込み、Nさんはア○ラに夢中。
ヒゲとア○ラという呼び名は我々の間で定着してしまい、
その後あらゆる場面で彼等(特にア○ラ)に目を向けていました。
ア○ラの眉間の皺は室井管理官並みでしたよ。厳めしい顔のまま微笑むんですよ。
ネクタイ解いて捻りたいとか、もうね、お前らそこに何しに行ってるのかと。


でも実施海域に着くまで暇だったんだよう(´・ω・`)


で、やっとこさ観閲式開始。
まずは船艇、そして航空機。ジェットも格好良いのだけど私的にはヘリの方が好き。
そして訓練に。まずは放水展示訓練。
カラフルでとても綺麗だけれど、船体もかなり汚れて後で掃除が大変そうとかいらん心配をしてみたり。
しかし、アナウンスで「着色には色紅(着色料だったかな?)を使用しており…」というのが
入った時には笑いました。そりゃ海保が海汚してたら洒落になりませんよね。
余談ですが私達が乗っていた『せっつ』のアナウンスのお姉さん、
カミまくりのスベリまくりで可愛かったです(笑)
次にヘリコプター編隊飛行訓練。
ふぉおおおお。ヘリコプターの編隊飛行って好きー! 生で見れて嬉しいー!!
消防の真っ赤なヘリも良いですが、海保のカラーリングの方が好み。
そして一番生で見てみたかった人命救助訓練・海上防災訓練開始。
リペリング降下早っ!(@□@;)
っつか助けて戻るのも滅茶苦茶早い!
っていうかヘリのホバリングも凄い!!ほっとんど動いてないよ、ヘリの操縦士凄ー!!
なんちゅーか、あっと言う間の出来事過ぎて感動と言うより驚いてばっかでしたよ。人間て凄いなぁ。
海上防災の方は火災想定船に五隻の船から一斉放水。あと流れ出た油の回収作業など。
これも凄かったけどやっぱ生身の人間出てる方がどうしても手に汗握る為、
これは割とぽやーっと見てました。
そして密輸容疑船補足訓練。これスゴかった。何がってゴムボート。
もうバウンドとか言ってる場合じゃないですよ。暴れ牛もびっくりの跳ね具合ですよ。
でも乗務員(?)の方々、凄い普通に乗ってんの。それだけでもう惚れそう。
皆揃って格好ええ格好ええと繰り返しておりました。
そして最後の不審船対応訓練。
ここら辺密輸船にも不審船にもこれみよがしな髑髏マークが掲げてあったのですが、
それがちょっとヘタレな感じの絵だったのが妙に好感度高かったです。
結構な大きさの船が反転逃走する不審船を追尾する際の操舵テクには脱帽。
船ってあんな小回りの利くものなんだ、と吃驚しましたよ。
これで訓練も終了。最後に『お見送り』をして頂いたのですが。
ある意味これが一番見物だったかも知れない。
ヘリから覗く大根。うーみん。電光掲示板っぽいものに映る絵文字。
なんてお茶目な方々なんでしょう。まさか大根に見送られるとは思いませんでしたよ。
ペンギンの着ぐるみされてた方もお疲れさまでした。
でも「ペンギンが御挨拶に……」とかアナウンスのお姉さんが仰って、まさか本物のペンギンを!?
とか思っちゃってゴメンなさい。着ぐるみで充分です。
で、それはあなたが望んで着たのかな? 周りに着せられちゃったのかな?
それだけが大層気になって仕方ないです。(他の扮装した方々も)
その後は船の中をちらほら探索。阿呆っぽく一番高い所に登って風に当たりながらお喋り等。
帰りは妙に早かった気がします。


そしてバスの混雑は帰りの方が凄かったのでした。
まぁ年二回の某イベント慣れしてる者の身としてはどうって事ない列でしたけれどね(苦笑)
バスの中で海保のジャケット着て、ピンバッチもそれらしきものを付けて、なのに何故か帽子が『SWAT』なおじいちゃんを見た。おじいちゃん……アナタは一体……。




バスを有楽町で降りて、来られなかったKさんと合流すべくJRで移動。
某駅の飲み屋で合流。喪服で参加お疲れさまです。
今回は「周りのお客様がびっくりされてしまいますので……」と言われずに済みました。
(kachiraとKさんは店員にマークされる程声がでかいのだそうな)
まぁKさんは車の運転が待っていたのでお酒入ってなかったし、
私も何げにへろへろだったりしたので当然と言えば当然かも知れません。
(この後暫くして気付いたのですが、どうやらお船に乗ってた間に三半規管がイカれた模様。
地震みたいに地面がぐーらぐーら揺れているのですが、どうも地震じゃなく、
自分の脳が揺さぶりかけられてるみたいだと気付きました)
我等が知り合ったメインジャンルの話もそれなりにこなしつつ、新しい萌えの語りあいなど。
程度の差はあれ、皆ヲタだなぁ…としみじみ思いました。楽しかったデス。
この人達と過ごす時間はいつも有意義だと思う(笑)
その駅でKさんとお別れして、残り4人でJRへ。
H嬢とは途中駅でお別れして、うちに泊まるN様と共に新宿から夜行バスで帰宅の女帝をお見送り。
その後ダベりながらえっちらおっちら帰宅。……が!! 
もとよりNさんが来るとは聞いていなかった私、しかもここ数日の残業でちっとも部屋は片付いてない。
Nさんを近所のファミレスでお待たせしてえっさほいさと片付けました。
おっそろしくやっつけ仕事な片付けでしたが(深夜なので掃除機もかけれねぇ)、
一応脚の踏み場は出来たので、お迎え。えらく待たせてしまいましたヨ。ホント反省。
んで入れ代わりにお風呂に入って、その後もだらだらとダベっていたのですが
気が付いたらもう明け方の4時。
流石に寝るかといいつつ布団に入ってから更に一時間喋り続けていました。
なんかこういう時っていつも修学旅行を思い出します。(翌日に続く)