ゴールデンデイズ(第一回・ネタバレ含)



様子見とか言ってる場合じゃなく。
一回目から惚れ込みました。久し振りに、花とゆめ買っても良いかも知れないと思いました。
ちなみに前にちょこっと買ってたのはディアマインの時。この雑誌を買いたいと思わせる作家さんは今の所この方だけです。
相変わらず重いテーマ挟み込んで来ますねぇ。
それでも暗い・重いだけにならないのがこの方の持ち味なので、次回からどう話が展開していくのか楽しみで仕方ありません。
というか主人公。主人公に惚れました。
主人公母に関してはね、なんというか、しんどいよな、って思います。主人公も母親も。
そうなりたくてなった訳じゃないのが解るから、やりきれなさとか凄く良くわかって、でもだからって万事全てを彼女に合わせる訳にもいかないのも本当ですし。
突き放すと無くしてしまうかも知れない。けれど、織の中に閉じ込められ続けるのは苦痛。
これは広義で見ると、マザコンの図なんですよね。
ただ、この二人の場合はそこにある執着に若干の歪みが生じていたり(過去の経験から監視下にないと不安とか)、母の脱却にはただ嫌われるという恐怖ではなく存在そのものを失ってしまうかも知れないという脅迫に近いものが付きまとう。
これは、相当に根深いものなので、ここら辺どうやって解消するのかなぁと今から気になっています。
黄金色の日々、輝ける日々、というタイトルからすると物凄い単純予想ですが、主人公が爺様の代りにあの場所、あの時間で、爺様の為し得なかったことをするのかな、と。そして、結果爺様は良い思い出を抱えて悔いを残すことなく死んでいく、とか? あっはっは。単純過ぎですか。でももしこんな話であったとしても、高尾さんならそれなりに『見せて』くれるような気がする。まぁそれ以前にそんな内容じゃないと思いますが(笑)
少し前にてるてるであんな事言ってたのに、随分あっさりと今作にハマったもんだ(笑)
わーい、漫画買う楽しみが増えました。嬉しい。