トッキュー!!6巻 感想・改(バレ含)





昨日のは修正箇所列ねるので終わってしまったので。
と言っても、本誌の方見てるので特に目新しく気になった所というのは無いのです。
シマの関西弁修正箇所で、出来ればもちょっと直して欲しかった所が直って無かったりとか、そういう所ぐらいで。
だってシマの関西弁滅茶苦茶中途半端で時々見てて違和感が。
嶋本に関する加筆の多さは嬉しかったですけどね。
更に表情豊かになってて、7巻の一番始めに収録予定の話に出て来る、嶋本の表情がより一層引き立つと思います。
久保ミツさんの思い入れが深いキャラクターなのかも知れないなぁ。
すごく表情が生きているというか。
もともと絵が上手い作家さんではあるけれど、微妙な表情の変化が特に引き立っていると思うのは、嶋本・星野・メグルの3キャラ。
というか兵悟なんかは感情の振れ幅が大きいので、微妙な変化よりも極端な表情の方が目につきやすいですし、真田は逆に抑えて抑えての人だから極端に分かりやすい状況を作った時に変わった表情が目を引きます。
黒岩さんや佐藤はデフォルトをあまり崩さない所に意味があるキャラクター(…単純実直系?)であり、大羽はまだキャラを立たせてもらって無い(今週&次週である程度浮き彫りになりそう)ので、この時点ではまだ群集の一人くらいな感じ。
キャラクターにあった表情の変化を付けていたら、自然にそうなったという事なんでしょうけど、それを自然にやってのけてるのは実力ですよねぇ。凄い。
週刊で読んでいたので割と実感なかったのですが、やっぱりかなり展開早いんですね。
このテンポで次巻に続いてあの展開なのかと思うと、正直、やはり話がノリで突き進み過ぎの印象を受けます。
兵悟の台詞だけを拾っていったり、真田の台詞だけを拾っていったりすると、なんというか、「その場その場に合わせて、なんとなく雰囲気のある(読者の目を引く)言葉並べているだけなんじゃ……」みたいな。
特に兵悟は絵で示されてる事をいちいちモノローグで語ってくれるので、……あ、これかなぁ。
私が時々鬱陶しいと感じる事の原因の一つ。
えーとですね、いちいち登場人物のモノローグを借りての状況&感情説明やなんかは、読者に親切だと思うんですよ、物凄く。
絵を見てれば解るような事も、文字にしちゃうでしょ。
確かに拾えないならその方が良いかも知れないですけど。
でも、それじゃ漫画の良さが生かされてないというか。
久保ミツさんの漫画はもっと台詞やなんかに頼らなくて良いものだと思います。
見て解る事をいちいち口で懇切丁寧に説明されると腹が立つ事ってありませんか。ありませんか。
私の気が短いだけですか。それもそうですね。でも嫌なんです私。
嫌といえば第三隊を真田隊って書いてるのも凄く嫌でした。真田を神格化し過ぎ。気持ち悪い。
三隊の人達に失礼じゃないかとも思うし、それじゃ憧れ云々言われても仕方ない。
それ言ったら兵悟もやっぱり憧れだけなんですけどね。
星野との違いは奇跡が起こせるくらいでしょ?(しかしそこが重要。漫画とはそういうものですよね)
メグルの真田リスペクトは、確かに彼も憧れと言えるのだろうけど、割と身が伴っているというか。
前にも書きましたが、常々自分の力を認めてもらおうと必死でしょう、彼。
周囲の(同レベルの)人間と競って自分が勝つ事に意義を求めるというよりも、自己のベストを追求して上に追いつけ追い越せを目指している。
言葉が悪いので、兵悟を踏み台にするとかの台詞から嫌味なやつ(笑)とも取れますが、実際には他人と争う事は優先していませんものね。
自分の実力に自信があるからそう出来るんでしょうけど。


何も書く事無いと思ったけれど、それにしては割に長い感想ですね。