今週のデス種(3/26版)



やっぱりキラの一人勝ちだった。
てゆーかどうみても最強。アスランとの一騎討ちがなかったのは残念だなぁ。
なかなか落とせなくてアスランだって気付かせる事も出来たかもだけど。
それともフリーダムとじゃ力の差が有り過ぎてやっぱりアスランでも落とされるからダメだったのか。
この作品て、いつも戦闘力が高いのか低いのかよく解らん描写する。
アスラン、相当強いはずなのに実力が真に発揮されてたっぽいのはユニウスセブン落下時イザーク達とのフォーメーション組んでた時だけじゃないかと。
あとルナに射撃をしてみせた時ぐらい?
それ以外は女の子達に翻弄されまくってる姿しか浮かばないのは何故だ(笑)
でも本当にこの強弱は滅茶苦茶だと思うんですよ。
特に今回見てる限りだと、別にキラ一人でもなんとかなるんじゃね?とか思ったくらい。
だって地球軍の三人(Butスティング除く)も、一回種割れしたシンも散々ミネルバ翻弄して来たステラ相手に優勢っぽかったタカノリ(結局名前覚えられなかった)も、ほぼ一撃ですよ。
正に キラ>>>>>その他の人々(アスラン&スティング除く) みたいな単純極まる図式で、今迄の物語、何ってくらいあっさりと覆しちゃうんですよね。
それで戦闘力のインフレが起こるのかと思えば意外とそうでもないし。
むしろ弱体化するやつもいれば、やたらめったら強くなるやつとかディスオーダー化?するみたい。
キラは戦闘力の壁を突破したと共に、なんか精神も変な極みにでも達しちゃったんでしょうか。
一人だけ妙に達観したみたいになって微妙にちょっとアレです。(何)
というかついでに態度もでかくなりましたね。カガリを糾弾する(って程でもないが)キラは、兄弟とはいえちょっと傲慢な物言い過ぎ。
そしてカガリは無能過ぎ。戦場で足手纏いになるならさっさと引っ込みましょう。泣いてばっかりだし。
砂漠で出会った時の彼女が一番好きです。今のカガリは涙脆いっていうより単なる泣き虫に見えるのよ。
ここら辺りはまた回想入ってうざったかった。やっぱり作画が間に合ってないのかしら。キャラの顔と台詞があってない部分が多いから、アフレコに絵が間に合ってないのは解るのだけど、もう全体的にスケジュール押せ押せ感が見える気が。
鋼放映してる一年間何やってたんだ……。


ああ、そういえばやっぱりタカノリ戦死しましたね。
タカノリソングがかかった時にタカノリ死亡フラグキタ━━ !!!!! と思いましたが、やはりそうか。
きっと「タカノリィ!」ってアスラん辺りの微妙にエコ−掛かった叫びが入って、一瞬タカノリ(ここ迄書いててやっとハイネという名前を思い出した。ごめん)のダブらし掛けるに違いねぇと思っていたらまさにその通りだった。
でも死に方がスゲェダサい。キラを狙ったステラに斬られるなんて。
てゆーか、フェイス。おい、フェイス。あの死に方だっさいぞ。すげぇ弱く見えッぞ。
フェイスって一回ちょっとした功績上げただけでなれんの?もしかして。
でなきゃ、あんな一般兵士の油断みたいな死に方納得いかねぇ。
彼の魂は「ザクとは違うんだよ、ザクとはぁ!!」に込められていた気がします。
っつかこの台詞が一番聞こえ良かったなて。
ハ行弱ぇよ。グフ聞こえねぇよ。動きて言えてねぇよ。きっちり喋れ。
とか思わないでもなかったが、芝居心は凄くあったし、めきめき上達していたのは見てて分かったのでまぁ良い。
でもフェイスっつー重要職(一応それなりの戦闘力が有ると思われる人)あっさり戦死させるよりも、もうちょい一般兵に近い存在感の方が良かった気がします。キラが圧倒的に強いっていう以外の戦闘力の相対値が良く解らなくなった。まぁいつもの事と言えばいつもの事だけど。
そしてバルトフェルトさんのヘルメットがだせぇ。やっぱダセぇ。誰かツッコんでやれよ。「そのヘル、ヤバいですよ」って。
次回予告が一番胸踊った。ミリィだミリィだミリィがいっぱいだ。
というか、ここにミリィが絡んで来るとは思いませんでした。アスランアークエンジェル行き?
ミリィは未だにアスランのアキレス腱的存在だと思うんですよね。カガリとは違う意味で。
アスランのトールを死なせた事に対する自責の念は、ミリィを前にしてより一層強まるものだと思いますし。ミリィに対しては許しを乞う事すら出来ないんじゃないかな、と思っています。
まぁキラに対しても許してくれとは言えないだろうけど、キラに関しては彼もまたニコルを殺してる事からお互い様な部分も有って、お互いその事にはこれ以上触れないという暗黙のルールが二人の間で成り立ってしまっているのでしょうね。
でも、ミリィはキラとは立場が違いますから。ただ身近な人達を守る為に戦いたかったミリィは、確かに間接的に戦争の泥沼化に加担する事になりましたけど、能動的積極的に『他者を排する』意味での戦闘に参加しようとしていた訳じゃない(勿論意思がなければ戦争に加担して良いと言う訳でも有りませんが)。……規模が大き過ぎましたね。もうちょっと視点を絞って言いますと、ミリィ個人はアスランの大切なものは何一つ奪ってない(というのも詭弁なのですが、一つの機体に乗る一人の人間と、戦艦に乗るクルーの一人じゃ負うものが違い過ぎる)訳で。対しアスランは当時のミリアリアにとって最も大切だったであろうものを奪った。ここがキーポイントだと思うんです。
ミリィはアスランを排除するだけの実力も、意思も持っていない。持たざる者だから、という理由だけでなく、彼女は受けた傷をそのまま相手に返そうとはしないんですね。でもそれが今一番アスランにとっての責苦になっているのかも知れませんけど(笑)こういうのってなじられたり憎まれたりした方が精神的に楽なんですよね。ほら、お前だって俺を恨んでいるじゃないかと、憎しみから動く行為を正当化しやすくなりますもの。ミリィ偉い。ディアッカを襲った時も彼女は最終的にやっぱりそれは間違っているんだと自分でちゃんと気付いていましたよね。
ああ、やっぱミリィが好き。凄く良い子。来週もミリィが出て来るのが楽しみです。
今週感想長いですね。
結構楽しんでるなぁ、私。