今月のおおきく振りかぶって(5月号版)



あ、もうホント今更ですが私の漫画&小説感想にはネタバレは常に付き物なんで気を付けて下さいね。
『今月の』って書いてあるからには解りいい人は避けそうなものだけど、念のため。
(↑追記。すみません、書き方悪かったですね。というかちょっと注意書き入れておきます。今迄読む気なかったのにネタバレ見ちゃった方いらっしゃったら、本当にすみませんでした。深くお詫び申し上げます)







桐青が 素 敵 過 ぎ !
いや、正確には桐青バッテリーが私のハートにアイアンクロー。
しかも心の臓は潰れるどころか、指の間からはみ出てぬらぬらとその手に絡み付きそうな勢いです。
朝からソワソワウキウキしながら仕事を適当にこなしていたので、昼休み書店ダッシュも凄い早かったです。昼休み開始二分後には書店にいましたヨ。はしゃぎすぎです。
無事アフタをゲットして、でも会社では読めないので最寄のロッテリアで昼食がてら読みました。














のは大きな間違いでした。










何なんだろうこの花も恥じらう口腔給仕*1達は。
表紙見た時はまぁ軽く憤死しそうになったぐらいで、それは大した問題ではなかったのですが、三橋に投げた時の準さんの表情と台詞には、
「むしろこっちがヤベーよっ!」
と思わず怒鳴る始末。
ヤバいヤバいヤバい。身体中の毛穴という毛穴から何か出そうでしたよ。
目から変な汁出そうだった。涙じゃない辺りが切ない。
食べる前からお腹いっぱい胸おっぱい。いっぱい。←素で間違えたので記念に。
眼福満腹。


とまぁ、それは置いておいて。
準さんの「なんだ、オレ、緊張してたのか?」という台詞がすごく彼の性格を良く表していると言うか。
好きです。腑に落ちた顔が素になってちょっと幼いっぽく描かれてるのがまたいい(笑)
焦って思いが空回り。そういう自身の心理状態を客観的に見る事が出来ないってのは誰にでもあるものなんでしょうけど、一年ばっかりのチーム相手に準さんの緊張がここまで高まってしまう理由を夏大だから、という言葉だけで処理したく無くなるのが腐女子の心意気。(←勿論西浦を見くびるような態度を取られてもちょっと考えものなのだけど)やっぱ昨日の和さんの言葉が効き過ぎてるとしか。そうよねそうよね! 和さんとは最後の夏大ですものね! そりゃ緊張もするさ!(と和←準信奉者の一人は言ってみる)
三橋の顔と、空回りしていた自分にこみ上げてくるおかしさの後には、何かふっきれた顔。イイなぁ、男の顔だなぁ(笑)
あと「やっと目ェ開きました」って台詞になんだか初登場時の準さんを思い出しました。なんでだろう。
ここからの準さんは完全に落ち着きを取り戻していて、モーションを盗まれたっぽい、という事実もさらりと受け流してるんですよねって、今書いてて気付いた。口調かな。力抜けてから準さんの口調が適度にぞんざいになってる。→追記訂正。
で、ここまで準さん準さん言っててなんなんですが、この後に直下型アースクエイク来た。マグニチュード8ぐらいの。


『クセがあるならオレが気付いてんだろ』




『クセがあるならオレが気付いてんだろ』




『クセがあるならオレが気付いてんだろ』




そりゃ無駄に脳内エコーだって掛かってしまいますよ。なんなんですか、この萌え台詞は。
このバッテリーいいわぁホント。すごい微妙な距離感。
完全に相手の事把握しててツーカーな関係もそれはそれでいいんだけど、「マウンド寄ってったらプライド傷付く」事は分かってるのに、「気にすんな」か「スグ追い付く」かでちょっと考えたりっていうのがね!


目の前に餌ぶら下げられてる気分!(爽)


こんな良い肥料貰ったら色々育っちゃうよ。
なのに真直ぐに育たない辺りは『流石俺』*2もしくは『俺クオリティー』。
支柱を立ててやるマメさも無いので蔓は伸び放題絡み放題。まさに野放図。
同じ高校生なのに西浦の子達はほんと子供子供しててみんな可愛いな−と微笑ましい目で見てしまうのですが、桐青見ると臓物にヘドロが溜まってくるような感覚に陥りますね! それはアンタだけだと言われそうですがね! いっそそれでもいいや!!(爽)


ちょっとこんな阿呆感想書いている暇あったらも一度アフタ読み直すべきだと感じたのでここらで。
でもきっといつものごとく追記の山になるに違いない。
というか西浦に付いて全然触れてないってばよ。

早くも追記(笑)
というか訂正です。さっき準さんが初登場時の時の状態に戻ったみたいに見えた、って書きましたが、口調の所為なんかじゃ全然なくて、武蔵野第一の試合以降、準さん割とずっと堅い表情してるんですよね。台詞もそれに伴って堅い感じがすると言うか。
今回武蔵野第一対浦和総合の時の観戦時の準さん=今試合やってる準さんに見えた、と感じて、じゃあ共通項はなんなのかなぁと考えた所。
「純粋に試合(野球)の事のみに集中して(楽しんで)る」のかなぁ、と。
あれ以降出て来た回って、まぁ和さんの台詞による影響も大きいんですけど『夏大』だとか、『負けたら先はない』っていう事を感じずには居られないような場面が多いんですよね。
西浦みたいな練習シーンの描写が無い分、その少し張り詰めた空気の中の準さんしか見えてなかったので、余計に今ふっきれた準さんがサッパリとして見えるのかも。
もしかして準さん好きの主観入りまくりかしら。
桐青の出て来た部分を全部読み返して、準さんは表情や台詞の間に、和さんは心理描写にぐっと惹かれるなぁと思いました。
だから桐青戦始まってから狂喜乱舞です。だって和さんが(心の中で)喋る喋る。選択肢の中からちゃんと言うべき言葉を選んで来て、相手に差し出してる。そういう描写が堪らんのですよ。

西浦についてはまた明日。おお振り感想その2と題して書きます。

*1:注:一発変換で出た漢字ですので。ことえりの頭の悪さには毎度頭が下がる思いです。ところでこのアオリはスゴイと思いました。アフタ編集部……なかなか楽しませてくれる……

*2:ホントどーでもいいことですが、『オレ流』って言い換えれば「流石、オレ」だと思う