BLOOD+(5)
- 作者: 桂明日香,プロダクションI.G,Aniplex
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2007/04
- メディア: コミック
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いや、これは良かったです。
あのグダグダ感いっぱいなアニメと平行して描かれたとは思えない位良かった。
何より、変に残酷な描写でただ視聴者を傷つけただけの場面が、漫画版ではかなり救いのある設定になっていた事、更には不要部分はさっくりカットされていた事。
どうみても漫画版の大勝です。
惜しむらくは、最後に向かって話が収束するのが早過ぎた事。
あともう一冊くらいじっくり描いて欲しかった気がします。
リクやジョージパパンは勿論の事、ディーバに関しても、こちらの方がずっと納得いく描写でした。
あと、サヤとカイの関係が「あくまで家族」に徹していた辺りもかなり好感。
アニメのサヤはかなりフラフラしてるイメージがあったんですが(それだけに謝花のお嬢がなんか哀れだった)、こっちはただ「大切な家族」なんだなぁと。
ハジとの仲も、無理矢理感が少なくて何よりサヤ自身に魅力がありました。
林明日香さんという方はこの作品で初めて知りましたが、別作品も購入の視野に入れても良いかもーと思うように。
非常に満足致しました。