あさっての方向。(4)
- 作者: 山田 J太
- 出版社/メーカー: マッグガーデン
- 発売日: 2007/03/10
- メディア: コミック
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かなり佳境に差し掛かって来た感のあるこの巻。
一人一人の心情の描き方が丁寧で好感が持てます。
椒子さんの事がきっちり書かれてたのが嬉しいです。
ただこの漫画で引っかかるのは、物語の始まるきっかけ自体が未だに腑に落ちない感じで。
今の物語の進行は好きなんですが、からだちゃんの願い事に激しい違和感を感じてしまうのは、私があれだけ出来た子供を見た事が無いからでしょうか。
兄の負担になりたくないとか、だから早く大人になりたいっていうのは分からない訳でもないんですけど……
その割にからだちゃんに子供らしさをあんまり感じられない所為ですかねーやっぱり。
なんか根本的にからだちゃんって子供らしくないんだよなぁ。なんでだろう。
双子の出番が少なくて少し寂しかったです。
話はどうも次の巻かその次の巻辺りで纏まりそうな予感大なのですが、この物語は大きな起伏求めちゃいけないんだなぁと今更気付きました。