金魚屋古書店(4)
- 作者: 芳崎せいむ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2006/11/30
- メディア: コミック
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初めて読んだときは実在する漫画作品をあえて作中に出す点で、ある意味大英断と言うか、思い切った事するなーと思っていたんですが、この作品の肝ってそういうとこじゃないんだよなーと改めて感じます。
漫画作品の批評にも押し付けにもならず、あくまでも物語の上に該当作品が乗っかってると言うか。
でも双方対等な関係ですよね。
取扱い作品ヨイショにならず、かといって自作品のための単なる引用でもない。
すごくバランスよく既存作品を扱っているなと思います。
ていうか実際こういうのって凄く気を使いそうですよね。
別に故人の作品に限定してるわけじゃないんですもん。凄いなぁ。