今週の機動戦士ガンダムSEED DESTINY（４１話・ネタバレ含）

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前半折り返し。ＣＭ中。
アスランがキラたんにお熱なのがよくわかりますた……(;´Д｀)
ＣＭ明け。
キラたんのアスラン恨み節キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!


これ、見終わった後、書く事あるかなぁ。
今回のデス種感想は多分すごく短くなると思います。


ではちょっとマジメに書いてみます。
まず今迄のデス種的にスタッフ側としては、ナレーションが白鳥さん*1だった話以外は総集編ではないとしたいのですかね。
視聴者側としては、ただでさえ通常でもバンクと呼ばれる使い回しの絵をたっぷり見せられており、
しかも無駄に回想の多い作品ですから見飽きたと言っても良い映像を再三に渡り見せられているので、
こういったまとめの回想話で総集編扱いするなと言われても無理な訳ですが。
けれどもあえて製作者側の意図の通りに見たとして、今迄の総集編らしき話からどんな事が分かるのか。
シン、議長、今回のキラ＆アスランと分けられる訳ですけど、各々の回で分かった事を挙げてみましょう。


まずシンの回。
シンと家族（特に妹←この子の「はい、マユでーす」はもはや呪詛に近い）との絆。らしきもの。
シンがオーブを離れた経緯。戦時混乱の最中、シンに道を示してくれるトダカさんとの出会い。
これは、シンのオーブという国に対する失望のみを書いたお話と言って過言ありません。
トダカさんに関するエピソードは特に今後絡んでくる様子も無いようですから、
シン自身に対して働きかけのあるものなどではなく、運命の悪戯的な、視聴者のみが知る事の出来る側面。
この作品内では、当事者間では知る事の出来ないちょっとしたすれ違いは多く描かれていますが、
それが一番効果的に使えたのはこのエピソードじゃないかと思っています。
でもこれが、逆に主役級キャラのシンの悪評に繋がる羽目に。
今後このエピソードを効果的に使いつつ巻き返しを計るなら、シン自身に『トダカを死なせたのは自分だ』
という自覚を持たせ、そこから精神的に成長させるのが一番ですが、
ステラが死んだ際、守れなかった自身を棚上げしてキラへの憎悪に走った輩に、
そんな反省が望めるのかという疑問が。しかも時間無いし。アイタタタ。
しまった、書く事の目的がすり変わってる。


そして議長の回。
過去にこっぴどくタリアさんに振られていた事。
そしてその理由がプラントの何らかの決まりによるものだという事。
クルーゼとは親友であった事。クルーゼ＆レイにはなんらかの深い関わり（もしくは繋がり）がある事。
議長はクルーゼの出生に関する秘密を知っており、彼の思惑も知っていたという事。
（つまり前作で彼の暴走を止めようとはしなかったという事。傍観していたというのが正しいでしょうか）
更に視覚的効果として、本編中でも多用されているチェスを使う事によって、
議長は人間を盤上の駒に見立てている節があると見せていた事。
（後にハッキリ判明しましたが、デスティニープランノートの役割云々や、
　ラクスを白のクイーンといったりの描写から、自他共に人は皆役割に囚われた駒という考え方が伺える）


そして今回。
もうキラとアスランは相思相愛で良いよ、ってことで。
すみません、冗談です。
けれど、始めカガリに対して自分の腑甲斐無さを感じていたはずのアスランは、
途中からキラに対する弁明っつか、自分は自分なりに感じていたのよっていう言い訳ばかりに。
そしてキラも始めはラクスを助けなきゃ！といいつつも、
何故かアスランへの語りに入ってしまいました……。
なんなんだ、こいつら。オーロラビジョン使って告白やってるカップルじゃねぇんだぞ。
公共放送三十分掛けて喧嘩カップルの仲直りやってんじゃねえよ。
と言いたくなっても仕方ない気がします……＿|￣|○
まぁ要するに、今迄の流れをおさらいしつつ、そこに絡んだキラとアスランの思惑。
けれど、放送中に読み取れなかったほどの深い考え等は特に無し。
若干補足しつつも、言いたい事は殆ど本編で言っていた事と変わりませんでした。
……と思う。もっかいちょっと見て来ます。（コラ）
ええと見直しましたが、やっぱりこの二人の今迄の感情の動きを固めただけでしたね。
ただ言うなら、これは二人の脳内で語られている事でしかないにも関わらず、
次回にはもう既に感情を伝えあったかのようになっている気がします。もの凄く。
お前らテレパシー能力でもあるんかい、という風に。もう分かりあっちゃってそう。
そう考えるとなんだかなぁ……と＿|￣|○
先々週くらいにキラがいつだって話せると言ってましたが、それってテレパシーの事だったんでしょうか。
なら今迄にやっておけよというツッコミは却下されるんだろうなー。


とまぁまとめてみたら今回散々な言い様でした。
でもシン＆議長にしたって、本編内に収めようとすれば全然収められる内容なんですよね。
そもそもシンなんて本編でも五月蝿いぐらい自分語り状態なのだから、いっそレイにすればよいのに。
いまいち立ち位置のはっきりしない彼の内面なら、少し見てみたいです。
議長に心酔しているのは何故かとか、そこになんらかの思惑があるのか、とかね。


あともう一つ、今回気になったのはキラとアスランを一つの回にまとめたのはどうかということ。
先に述べた理由もなんですけど、ＥＤがキラ＆シンを歌っているようですから、
本来キラの対となるべき存在はシンの筈。
それならそれでその対比を明確にする事を優先して、いっそアスランは排除した方がいいと思うんですよ。
（別にアスランが嫌いな訳では無いですが；）
今の物語を見る限り、シン＆レイＶＳキラ＆アスランにはなり難いですもの。
シンはレイを信用（あるいは信頼）していますが、レイにとってシンは議長の駒か否かという存在。
ルナさんはあてになりませんし、艦長も逆らえないだけで内心議長に対し疑念を抱いている中、
シンはある意味孤立しています。
しかし、対するＡＡ側はなんだか今回のアレを見る限り、変に分かりあい、結託してしまった気がします。
となると、図式としてはシンＶＳキラ＆アスランなんですよね。
いびつですよ、コレは。
ボコるというのとは違いますが、力関係のバランスが非常に悪い。
勿論レイも参戦するでしょうが、第三者視点で見ると信頼関係の温度差がすごいので、
どうにも居た堪れない気分になります。
腐女子狙いとかそういう事はあんまり言いたくないんですが。
今回の見せ方は演出としても明らかに失敗していると思いますし、
その割に一部の腐女子が喜びそうな構成だったので、非常に引っ掛かる部分が多いです。
ああ、なんか上手くまとまっていませんが、要するに酷かったという事です。
話の内容以前の問題です。
残り９回（でしたっけ）しかないのにこんな無駄話挟む神経を疑います。


すごいナイスなパートタイトルを付けた方がいらっしゃったので紹介。
http://d.hatena.ne.jp/tmx/20050730#p4
提出する先生はマリューさん辺りですか。
アスランくんは『もっとがんばりましょう』を押されそうです。

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やっぱり追記ヽ(; ´д`)ノ
私、ボケ始まってるんじゃないのか。


アスランが『脱走した訳じゃない』とか言ってましたが、彼はしばらく軍人離れしていた間に
軍規というものを綺麗サッパリ忘れてしまったのでしょうか。
頭ん中にどんな夢や信念抱いてようがやってる事は出奔だ逃亡だ脱走だ。
もっとしっかり現実見据えたまえ。
あとＥＤの色塗りザクがあえて子供投稿の物ばっかりだった事に製作側の必死さを感じました。

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更に追記。
次回予告はなんか詰め込んでましたね。
キラはカガリが苦戦してる所に戻って来て、アスランは話の終わりに満身創痍で出陣ですか？
フラガさんはどうやらＡＡがオーブに向かう前に下ろされるみたいですが、結局参戦して来そうな予感。
映像の順から言えば何かの機体に乗ってからＡＡを降りるみたいに見えましたが、
そうなるとあらすじが読めません。
ただ、知っているあらすじでいえば（先のネタバレの為隠します）
キラはカガリが苦戦してる所にストフリで戻って来て、カガリは国防本部に向かいますが、
レイも出撃して来てキラはピンチに。
インジャスをラクスから貰ったアスランが参戦、という流れだそうですが、
カガリが駄々捏ねてオーブにムラサメ隊引き連れて行こうとした時、彼身動きするのも辛そうでしたよね。
これでどうやって身体起こすのパイロットスーツ着るの機体に乗るの。
今まで数日ベッドから身を起こせなかった人が、
カガリが戦って、キラが戻ってくるまでの間に回復とか有り得ないでショ。
痛み止めというか変な薬でもドーピングするんでしょうか。
メイリン程度迄回復しているならともかく、先週のあれで来週搭乗って、絶対おかしいよ。
シンはカガリ相手に残像出してたんでしょうか。大人気ないな。（←子供だし）
先々週のストフリの無敵度は今回の衝突で若干緩和されそうですが、相変わらず力のインフレかと思えば
単なる周囲の弱体化だったりするので、いまいち良く分かりません。
どんな最強機体も量産化されたら弱体化するのは分かりました＜デストローイ！
マリューさんとタリアさんの艦長対決を楽しみにしよう。
あ、あとマリューさんと大佐の離別かな。
ラクス合流前に離れるのだったら、虎は間男な大佐を知らずじまいなのですね。
ていうか、虎のプロポーズっぽいもの、マリューさんの中で忘却されてそう（笑）
虎、哀れだなぁ。自分の知らない間に昔の男ですものね、しかも死んだと思ってた人。
勝てるわけない。アイシャは生き返らせんで良いから誰か彼に潤いを。
（腐女子的にはダコスタとか言っとくべきなのか？）
（↑でもダコスタはヘタレで単品萌えなんですが）
（↑中の人がエロスマン（もう直す気もない）と一緒なのがまたいい）
（↑言ってろ。）

*1:サイの中の人